40代、50代になると、理由はよく分からないけれど気分が落ち込む日が増えたと感じることはありませんか。昔なら気にしなかったことが気になったり、急にやる気が出なくなったり。今日はそんなあなたに「無理に前向きにならなくていい理由」をお話しします。
40代50代で落ち込むのはよくあること
40代50代になると、環境も心も大きく変わってきます。仕事、家族、健康、お金、将来のこと。
考えることが一気に現実的になり、気づかないうちに心が疲れてしまいます。
落ち込むのは、気持ちが弱いからではありません。
それだけ一生懸命、生きてきた証です。
理由が分からない落ち込みに悩まなくていい
40代50代で落ち込む時、「原因が分からない自分が嫌だ」と思ってしまう人も多いです。
でも、理由がはっきりしない落ち込みもあっていいんです。
疲れがたまっていたり、気を張り続けてきただけかもしれません。心が「ちょっと休みたい」とサインを出しているだけのこともあります。
落ち込んでいる自分を責めないでください

落ち込んでいると、「もっと前向きにならなきゃ」「こんなんじゃダメだ」と自分を責めがちです。
でも、友達が落ち込んでいたら責めませんよね。
それと同じで、自分にも優しくしてあげてください。
「今は元気じゃない日なんだな」
それだけ認めてあげると、心は少し楽になります。
落ち込む時は休む勇気が大切
若い頃は、気合で乗り切れることも多かったと思います。でも40代50代は、無理をすると心に響きやすくなります。
落ち込んだ時は、頑張るより休むことを選んでください。何もしない時間も、ちゃんと意味があります。
小さなことで心は少しずつ落ち着いてくる

落ち込みから抜け出そうと、大きなことをしなくて大丈夫です。ほんの小さなことで、心は少しずつ動き始めます。
温かい飲み物をゆっくり飲む。
外の空気を少し吸う。
「今日もここまでよくやった」と自分に優しく声をかける。
これだけで十分です。
周りと比べなくていい
自分と同年代の人たちで成功してる人やキラキラした人達を見ると、自分以外の周りの人が順調に見えて落ち込むこともあります。
でも、人の人生は外からは分かりません。
みんなそれぞれ、見えないところで悩んでいます。
「自分は自分」「人は人」
まとめ
落ち込む時間は、何も進んでいないように感じますよね。でも実は、心の中ではちゃんと整理が進んでいます。40代50代で落ち込む時は、これからの人生を穏やかにするための準備期間でもあります。
今日は無理に元気にならなくて大丈夫。自分のペースで、また少しずつ前に進めばいい。

